富士総合火力演習について
富士総合火力演習(ふじそうごうかりょくえんしゅう)とは、陸上自衛隊が行う演習の一つで、毎年8月末ごろ静岡県御殿場市の東富士演習場で実施されます。「そうかえん」と略されて呼ばれる事が多いようです。
観客は例年2万人を超え、陸上自衛隊が行うイベントの中では最も人気があります。戦車、装甲車、ヘリコプター、各種火砲などによる実弾射撃があり、壮大な火力演習を間近から見学する事ができます。
富士総合火力演習の観覧は無料ですがチケット(入場券)が必要で、抽選により入手する事ができます。(平成20年度の一般公募倍率は26倍、駐車場付きチケットは84倍でした)チケットの応募は、往復はがき、またはインターネットから可能です。詳しくは、富士総合火力演習・そうかえんの応募方法についてを参照して下さい。
富士総合火力演習の写真
![]() 【富士総合火力演習】 |
![]() 【お土産・限定品の販売】 |
![]() 【ヘリボンによる偵察活動】 |

【スクリーンの前で音楽演奏、大勢の観客】
国内最大規模の陸上自衛隊による実弾射撃訓練「富士総合火力演習(そうかえん)」の見学に行ってきました。今までに航空自衛隊のイベントは度々行きましたが、陸上自衛隊の演習は今回初めてです。
場所は静岡県にある東富士演習場。富士山の裾野に広がる本州最大の演習場です。御殿場市、裾野市、小山町の2市1町に及び、約8800ヘクタールの面積を有しています。

【航空火力の演習、爆撃による黒煙】
まず最初に遠距離火力の紹介が始まりました。航空自衛隊の最新鋭F2戦闘機による対地攻撃です。F2戦闘機による爆撃は射場の制約上、実際の爆撃は行っていません。地上に設置した爆破薬を爆破させています。ところで、総合火力演習では1日あたり弾薬を44トン使用しているそうです。これを金額ベースに直すと約3億6千万円になります。

【99式自走155mm榴弾砲、着弾ポイントは三段山】
続いて特化火力の演習です。火砲、ロケット、ミサイルを装備する特科部隊による射撃は、大きな音と振動が体感でき、とても迫力があります。演習会場には着弾ポイントを示す台(2の台~6の台)と山(二段山、三段山)があります。各台には番号がふってあり、その都度ナレーションで着弾する場所を解説してくれます。

【曳火射撃で富士山を描く】
空中で弾を破裂させることを曳火射撃(えいかしゃげき)といいます。上の写真では21門の火砲を使い、三段山上空に富士山を描いています。すべての火砲、弾薬の操作に100分の1秒の精度が要求される非常に難易度の高い射撃です。

【軽装甲機動車から01式軽対戦車誘導弾を発射】
赤旗(射撃合図)が出たら大きな音がするので注意。砲弾が着弾するタイミングをアナウンスする声、「弾(だん)着(ちゃ~~く)、……今(いま)!」が印象的で、いつまでも頭に残ります。

【CH47から普通科分隊がロープを使って降着】
ヘリボーン(Heliborne)とは、陸上自衛隊のヘリコプターにより、陸自の普通科部隊などを空中機動させ、陸上兵力を投入することをいいます。

【90式戦車小隊の登場】

【ヘリ編隊飛行(AH64D,OH1,AH1S)】

【戦車が横一列に並んでいる姿は壮観】

【そうかえんの最後を飾る煙幕弾展張シーン】
訓練の集大成とも言える今回の演習に超満員の観客席は大きな拍手と歓声に沸きました。射撃音のすごさ、地響きのような震動、衝撃波の感じなど事前に話には聞いていましたが、やはり生で見ると迫力が違います。
自衛隊では富士総合火力演習の他にも各地で演習の一般公開や駐屯地開放を行っています。防衛省の自衛隊ホームページには様々なイベントのお知らせが出ていますので、ぜひお見逃しなく。
富士総合火力演習のご案内
| 名称 | 陸上自衛隊の富士総合火力演習 |
|---|---|
| 場所(住所) | 静岡県御殿場市東富士演習場(畑岡地区) [→地図] |
| 応募方法 | 富士総合火力演習・そうかえんの応募方法についてを参照 |
| 料金 | 無料 |
| 交通アクセス | 【電車】JR御殿場駅からの臨時直通バス(民間バス:有料)を利用。【車】マイカーで来場される方は当選はがきに記載された駐車場へ。駐車場から会場までは、無料のシャトルバスを運行しています。 |
| 駐車場 | |
| 電話番号 | 03-3268-3111(陸上幕僚監部広報室) |
| 備考 |
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