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観光情報 [埼玉県]

C-1輸送機について

日本/埼玉県

C-1輸送機は1970年から1980年代に、川崎重工など国内航空産業メーカーが合同製作した国産の中型ジェット輸送機です。

C-1輸送機は通常人員なら60人、完全武装した空挺隊員なら45人収容できます。性能的には、短距離離着陸性の向上と、高空での高速性が図られています。

C-1輸送機の優れている点は、ローディングシステム(積み込み)に配慮していることです。尾翼の下の後部扉が開いて、カーゴを積み込みパレットに載せれば、りゅう弾砲でもジープでも、短時間、能率的に搭載して空中投下が可能です。また、床に金属ロッドを立てれば担架も取り付けることができ、36人の患者の空輸ができます。

旅行時期 [2008年9月]

C-1輸送機の写真


【航空自衛隊50周年記念塗装機】

体験搭乗(体験飛行)イベントに参加

航空自衛隊入間基地で行われた体験搭乗イベントに参加してきました。このイベントは事前応募による抽選で、当選者のみ参加できます。今回、C-1ジェット輸送機とCH-47J輸送ヘリコプターの体験飛行があり、私はC-1輸送機に乗ることができました。

このような体験イベントは、陸上自衛隊の戦車体験試乗やヘリコプター体験搭乗、海上自衛隊の体験乗艦(体験航海)などがあります。特殊な例ですが、2010年正月放送のテレビ番組「さんタク」では、SMAPの木村拓哉さんが松島基地にてブルーインパルに搭乗していました。キムタクはブルーインパルスの後部座席で、なんとアクロバット飛行を体験していました。(羨ましい)


【今回体験搭乗したC-1輸送機】

当日は集合から飛行・解散まで約1時間のスケジュールでした。搭乗手続きを行うと集合時間までは自由時間、とりあえず体育館内で飛行経路や搭乗機などの説明、入間基地の沿革についてのパネルなどを見学していました。


【後部扉から乗ります】

さて、集合時間になると参加者は搭乗に際しての注意や飛行経路の説明を受けます。それが終わると受付で渡された認識票を首から下げて滑走路へ。いよいよ搭乗開始です。機内への持ち込は貴重品と撮影器材のみ。なお、今回の搭乗便は午前9時から30分間隔で6便ありました。


【閉じていく後部扉】

【C-1の座席】

後部扉からC-1輸送機に乗り込むと、胴体に沿ってまるでハンモックのような座席(シート)が横に並んでいました。この簡易シートに先頭から順に席に座っていき、全員がシートベルトを締め終わると離陸開始です。


【体験飛行のフライトコース】

フライトコースについて

今回のフライトコースは、離陸後いったん日高・坂戸方面に北上、南に向きを変え、川越から荒川沿いに一気に南下、清瀬・吉祥寺・小金井市上空を回った後、北に進路を変えて所沢を経て入間基地に戻ります。

C-1輸送機の機内


【機内の様子】

【順番に窓を覗く】

【窓の外は一面の雲】

【配線やパイプが見える天井】

残念ながら今回は曇り空

動き始めると振動と騒音、そして体が横!に傾くのが感じられます。離陸して暫くすると、シートベルトを外し自由に行動できるようになります。残念ながら今日は曇り空で、窓の外をのぞき込んでも雲しか見えませんでした。

約20分の楽しいフライトはあっという間に過ぎて入間基地へ帰還。民間の旅客機のように、室内が明るく(真っ暗です)、静かで(大騒音です)、乗り心地がよい(体が横に振られます)ものではないことが体感できました。(笑)


【C-1輸送機(展示機)】

フライトが終了すると認識票を返却して解散になりました。今回、自衛隊機に乗れるという貴重な機会が得られたことに感謝するとともに、またこのようなイベントに参加できる機会があれば、ぜひ参加したいと思います。

(次ページ、入間基地の滑走路を歩くランウェイウォークに続く)

体験飛行のご案内

名称 航空自衛隊入間基地 C-1輸送機の体験飛行
場所(住所) 埼玉県狭山市稲荷山2-3 地図で確認
開催日 入間基地のイベントカレンダー参照
料金 無料(※応募による抽選です)
交通アクセス 【電車】西武池袋線「稲荷山公園駅」下車、徒歩1分
電話番号 04-2953-6131(入間基地渉外室広報班)
備考

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