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観光情報 [埼玉県]

蓮馨寺について

日本/埼玉県

埼玉県川越市の連雀町にある蓮馨寺(れんけいじ)は、孤篷山(こほうざん)宝池院(ほうちいん)と号する浄土宗の寺院です。

蓮馨寺は大道寺駿河守政繁(まさしげ)の実母・蓮馨尼によって天文18年(1549)に開基、甥にあたる感誉上人(かんよしょうにん)を開山とし創建されました。徳川時代には「関東十八檀林」の一つに数えられ、壇林(仏教の学問所)として幕府の庇護の下、多くの学僧を育てました。

境内には呑龍上人を祀った呑龍堂やその外陣に置かれた「おびんづる様」、墓域には蓮馨尼の供養碑、多門伝八郎重共(おかどでんぱちろう しげとも)の祖父・信清の宝箆印塔の墓碑などがあります。

蓮馨寺では毎月8日を呑龍さまの縁日(呑龍デー)とし、露店の出店、辻講釈や各種イベントが行われます。また元旦から7日間および毎月1日は、川越七福神の縁日が立ちます。

旅行時期 [2008年10月]

蓮馨寺の写真


【達丈記念講堂】

【龍の彫刻】

【鐘つき堂】

【蓮馨寺 呑龍堂(どんりゅうどう)】

蓮馨寺(れんけいじ)を見学

西武新宿線「本川越駅」から徒歩10分、蔵造りの町並みへ向かう途中に、浄土宗の大寺・蓮馨寺があります。

蓮馨寺の寺号は「孤篷山 宝池院 蓮馨寺」といいます。宝池院という院号からわかるように、当時境内には宝池(たからいけ)と呼ばれる池がありました。現在、蓮馨寺に宝池はありませんが、中央通りを挟んだ向かいにある川越熊野神社には、その宝池と水源を一にする井戸水を引いた「平成の宝池」があります。

ちょうずや/てみずや
【参道脇の手水舎】

蓮馨寺は明治26年(1893)の川越大火で、鐘つき堂(鐘楼)と水舎を残し、山門及び諸堂すべて焼失してしまいました。この焼け残った鐘楼の銅鐘は元禄8年(1695)の製作で、その大きさは約1.5メートルあり市内最大です。

水舎は銅板葺きの屋根に4本柱の簡単な構造ですが、欄間の彫刻はとても見事です。鶴亀や牡丹唐獅子、唐子遊びの図などが精緻に彫られています。水鉢の龍頭は川越出身の彫刻家・橋本次郎氏の製作になるものです。


【川越七福神 福禄寿神】

【蓮馨寺のおびんづる様】

おびんづる様について

おびんづる様は、お釈迦様の16人の偉い弟子(十六羅漢)の一人です。賓頭盧 頗羅堕(ビンドラ バラダージャ)という名で、略して「びんづる/びんずる」と呼ばれます。別名、撫で仏(なでぼとけ)ともいわれ、おびんづる様の頭にさわってから自分の病んだところを撫でると癒してくれると言われます。また、おびんづる様を撫でると、頭が良くなるという言い伝えもあります。


【川越の太麺焼きそば、まことや】

蓮馨寺太麺焼きそば

埼玉B級ご当地グルメ・川越市代表の太麺焼きそばを知っていますか? この焼きそばは、「麺が太い極太の焼きそば」として有名です。蓮馨寺の境内には、その焼きそばを販売する「太麺やきそば まことや」さんがあります。屋台の前にはテーブルと椅子が置いてあり、できたて熱々の焼きそばをその場で食べられます。営業時間は10:00~17:00、定休日は水曜日。

蓮馨寺のご案内

名称 蓮馨寺(れんけいじ)
場所(住所) 埼玉県川越市連雀町7-1 地図で確認
拝観 境内自由
交通アクセス 【電車】西武新宿線「本川越駅」より徒歩10分/【バス】川越駅東口、神明町車庫行き「蓮馨寺前」下車
電話番号 049-222-0043
季節の花 9月~10月 ススキ
備考

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