鴻巣人形(鴻巣びな)の歴史
ひな人形の産地として知られる鴻巣(こうのす)市。その特産品「鴻巣びな」は、天正年間(1573~1591)に京都伏見の人形師がこの地に移り、瓦びなの製作を始めたのが起源とされます。
鴻巣のひな人形は江戸時代中頃から盛んになり、「鴻巣びな」として知られるようになりました。関東三大雛市の一つに数えられ、特に着物の着付けは関東一という評判で、江戸の職人が修行に来るほどでした。
明治になっても「鴻巣びな」の製作は盛んで、勧業博覧会で賞を受けたり天皇家に献上するなど、その製品の優秀さが全国に知れ渡りました。現在では埼玉県の伝統的手工芸品に指定され、多くのひな人形が全国に出荷されています。
鴻巣びっくりひな祭りの写真
![]() 【胡蝶の舞】 |
![]() 【竹細工の雛飾り】 |
![]() 【鴻巣市役所】 |

【鴻巣びっくりひな祭り】
3月3日の桃の節句に欠かせないものといえば雛人形。その雛人形の全国的な産地である埼玉県鴻巣市の市役所で、鴻巣びっくりひな祭りが開催されました。
今年で5回目になる鴻巣びっくりひな祭りは、2月15日(日)から桃の節句を挟んだ3月7日(土)まで約3週間開催、メイン会場は鴻巣市役所のロビー、第2会場はJR鴻巣駅前の「エルミこうのすショッピングモール」でした。エルミ会場では、五角錐型ひな壇と鴻巣ひな人形協会による平飾りが設置されました。
鴻巣びっくりひな祭りのたくさんの人形は、市の広報誌などの呼びかけに市内外の家庭から提供されたものです。2009年度の人形総数は、メイン会場の鴻巣市役所が4,813体、エルミ会場が533体、吹上支所及び市内各所が351体。合計で5,697体もの人形が展示されました。
赤ちゃんが誕生してから小学校入学までのお祝いごとを、ご家族で楽しんでみませんか。帯祝い、出産祝い、お宮参り、初節句、七五三、発表会など小学校入学までのお祝いごと、年中行事をイラストで楽しく紹介。

【日本一の高さを誇るピラミッド型ひな壇】
鴻巣市役所1階のロビーに飾られたピラミッド型ジャンボひな壇です。底の一辺は5メートル、高さ6.24メートル、28段あります。飾られている人形は、なんと1,746体!
今年のピラミッドひな壇は昨年より50センチ高く、2段増え、人形も300体以上多くなっています。すでにロビーの天井ぎりぎりに達し、迫力たっぷり、見上げる大きさにびっくりなひな壇です。

【一体一体の顔の表情を拝見】
精緻精細に作られた人形は1つ1つ表情や着物が異なり、どれも個性的で見ていて飽きません。中には100年前の雛人形や、背中に蝶の羽根をつけた「胡蝶の舞」といわれる珍しい人形も飾られていました。

【少女も見惚れる等身大の享保雛】
享保雛(きょうほうびな)は、江戸時代中期の享保年間(1716~1735)に流行したといわれる雛です。比較的大型で、面長の顔が多く、装束は金襴(きんらん)や錦(にしき)を用いているため豪華な印象を与えます。
男雛は束帯(そくたい)に似た衣装、女雛は五衣(いつつぎぬ)・唐衣(からぎぬ)に似せた衣装で、綿を入れて丸くふくらませた緋色の袴を着けています。写真の女の子2人が、頭に天冠(てんかん)をかぶり、手に檜扇(ひおうぎ)を持つ女雛を長い間眺めていたのが印象的でした。

【青竹を使った可愛らしいひな飾り】
人形町について
鴻巣市の旧中山道沿いには、人形関連業者がずらりと並ぶ「人形町」があります。人形町では人形の作業工程を見学させてくれる店や、ひな人形の歴史についての資料館を併設する店もあります。鴻巣びっくりひな祭りを見学した後、人形町を散策するのもおすすめです。
鴻巣びっくりひな祭りのご案内
| 名称 | 鴻巣びっくりひな祭り |
|---|---|
| 場所(住所) | 埼玉県鴻巣市中央1-1 [→地図] |
| 開催場所 | 鴻巣市役所ロビー、エルミこうのすショッピングモール |
| 開催期間 | 2月中旬から3月上旬まで |
| 開催時間 | 平日 9:00~17:00、土・日曜日 9:00~16:00 |
| 料金 | 無料 |
| 交通アクセス | 【電車】JR鴻巣駅から免許センター行きのバスで約5分、市役所入口下車すぐ。または鴻巣駅から徒歩約20分。 |
| 駐車場 | 駐車場あり |
| 駐車場料金 | 無料 |
| 電話番号 | 080-5067-2009(鴻巣市商工課) |
| 備考 |
|
関連記事・参考情報
- 【桶川市】城山公園 - 桶川市の桜名所 城山公園でバーベキュー
- 【北本市】城ヶ谷堤、桜堤通り - 北本市の桜スポットを紹介







