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観光情報 [埼玉県]

永島家住宅(武家屋敷)について

日本/埼玉県

埼玉県川越市の三久保町にある永島家住宅(ながしまけじゅうたく)は、川越に唯一残っている武家屋敷です。伝聞によると旧川越藩御典医(ごてんい:江戸時代、幕府・大名のお抱え医者のこと)屋敷跡と言われます。

同住宅の小屋組(屋根を支える屋根裏の骨組み)は叉首(さす)構造で、棟の高さは3段になっています。なお、痕跡などから、現在の住形態になるまで大きく2回の増改築を実施したと推測されます。

埼玉県内の城下町、川越・忍(現在の行田市)・岩槻(現在のさいたま市)では武家屋敷の遺構はほとんど残されていません。関東圏内でも残存事例はわずかで、同住宅は学術的にも貴重な遺構と言えます。

旅行時期 [2009年2月]

永島家住宅の写真


【川越市の三久保町】

【永島家住宅】

川越市内にある武家屋敷

永島家住宅は旧南久保町通りの東側に位置し、川越城南大手門(現在の川越第一小学校の校庭付近)に近い場所にあります。

永島家住宅のある三久保町は、その昔、武家の屋敷町でした。30軒程(北久保、堅久保、南久保、清水町を併せて)が枳殻(からたち)(※1)の木の塀を連ねていたと言います。しかし現在、その面影を遺すものは、わずかにここだけとなってしまいました。

川越市内の武家屋敷は同住宅のみ。岩槻、忍でも武家屋敷の遺構はほとんど残っていないため、たいへん貴重な文化財です。

※1.武家屋敷の外囲いは、枳殻の生垣でなければならないと決められていました。

永島家住宅のご案内

名称 永島家住宅(ながしまけじゅうたく)
場所(住所) 埼玉県川越市三久保町 地図で確認
電話番号
備考

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